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1963炭鉱住宅
常磐炭田小野田炭礦

丹野清志

定価1400円+税

映画『フラガール』の舞台になった
常磐炭田。エネルギー政策の転換に
よって切り捨てられ閉山した炭鉱。
その炭鉱住宅に住む人々の暮らしに
は豊かさがあった。
閉山5ヶ月後の記録。
2007北海道夕張市
史、街、風景

伊藤愼一

定価1700円+税

財政再建団体となってしまった
夕張市には、谷間の自然の中、
地表にも人々が暮らす建物にも
夕張の時間が刻んだ跡や作った
形があって、かろうじて残って
いるものたち(廃墟ではなく)
やその地勢には、魅力があった。 

並製/B5変型判/本文1色 80頁 定価1400円+税
2007年12月24日初版第一刷発行 ISBN 978-4-903141-04-6

並製/B5変型判/本文4色 80頁 定価1700円+税
2007年12月24日初版第一刷発行 ISBN 978-4-903141-05-3

制作・編集・発行 グラフィカ編集室/ 表紙デザイン 東泉一郎
web特別価格 no.1no.2を同時購入で税・送料込 3000円
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常磐炭田
 常磐炭田は、福島県浜通り南部と茨城県北部の南北約95キロ
に石炭層が広がる本州最大の炭田だった。一帯が旧国名の
『磐城国』と『常陸国』とにまたがっていたことから『常磐炭田』
と呼ばれた。

炭鉱住宅(炭住)
 炭鉱で働く人たちは、炭鉱が建設した住宅に暮らした。
1棟6戸から10戸の棟割長屋で「炭鉱長屋」「坑夫長屋」とも
言い、ハモニカの形に似ていることから「ハモニカ長屋」とも
呼ばれた。明治時代の屋根は木っ端や杉皮葺きだった。その後
はフェルト状原紙にアスファルトを浸透させて防水加工した屋
根になり、この時代は亜鉛メッキした鋼板製のトタン葺き屋根
が多くなっていた。
 24時間稼動していた炭鉱のともにあった炭鉱住宅の暮らしは、
炭鉱が「ヤマ」と呼ばれたことから「一山一家」と言われ、居
住者全体が家族でもあった。

(本文より抜粋)